高速バス移動について

大正池の枯れ木

遠征に出かけるとき、比較的安い運賃で遠くまで行くことができる交通手段として、高速バスがあります。高速バスとは、高速道路を走る路線バスのことをいいます。

 

 

 

利便性の向上

ワタシの住んでいる東京ですと、主要な高速バス乗り場がいくつかありますが、なかでも新宿にバスタ新宿ができたことにより、新宿西口にいくつか点在した高速バス乗り場が一カ所に集約し、より利便性の増した感のある高速バスですが、お休みの日や、お盆、お正月、ゴールデンウィークなどは、予約の取れない場合もありますので、各バス会社に早めにご連絡されるとよろしいかと思います。割安に移動できる交通手段として、注目を集めていますので、外国の方もかなり利用されているようで、行き先はまちまちですが、バスタ新宿では高速バス待ちをする外国の方をかなり見かけるようになりました。おそらくLonely Planetのような旅行本にも出ているのだと思います。
 
 

高速道路も混んでます

乗っているだけで、目的地付近までつれてってもらえる、そんな高速バスですが、先にも述べたとおり、予約の取りにくい時期は、高速道路も混んでいたりして、時間が読みづらいというのが難点だったりします。ワタシも遠征で、なんどか失敗したことがあります。たとえば、東京駅から箱根に向かう高速バスを利用し、金時山の日帰りアタックを敢行したときは、到着時刻が3時間遅れで、金時山に登ることなく、帰りのバスに乗って返ってきたという経験があります。
 
渋滞
東名高速渋滞中
 
行きに乗車の際、道路が混んでいて、3時間以上遅れる可能性があるということをバスの運転手さんに聞いていたので、そのタイミングで、遠征をやめてしまうという選択肢もなくはなかったのですが、せっかく登山をする格好をしてきたため、東京駅でコスプレを撮影というのもちょっとヘンかなと思い、乗車したのですが、バスの運転手さんの予言どおり、3時間遅れで、金時神社付近のバス停に到着したため、ピストンルートで金時山を攻めても、帰りのバスに乗れる保証もなく、けっきょく、金時神社で記念撮影をして返ってきたという苦い経験があります。
 
渋滞過ぎてこんな撮影をしました↓↓
iPhoneで写真を撮影
 
車窓を撮影
 
金時神社でお参り
金時神社

宿泊を伴う場合なら大丈夫かも?

宿泊を伴う遠征の場合、大丈夫というと語弊があるかもしれませんが、夜と翌日があるので、割り切れるのであれば、OKかもしれません。たとえば、あるゴールデンウィークの期間、バスタ新宿を早朝に出て、中央道を走り、飯田の先の昼神温泉で一泊したときのケースでは、午後3時過ぎくらいに昼神温泉につき、ホテルにチェックインし、夜を待つということができました。昼神温泉といえば、星空観察で非常に有名になった長野県南部の阿智村のお膝元です。昼神温泉からヘブンスそのはらスキー場へは温泉街が共同で運行しているバスで連れてってもらえます。
 
バス乗り場
昼神温泉シャトルバス乗り場
 
長いゴンドラを乗り、上まであがると、あたりは光害がほとんどない真っ暗な世界で、星空を楽しむ方々がレジャーシートを敷いて、はたまた、三脚にカメラを据えて、スキー場の照明が消えるのを待つ人たちで、大変混雑している状況でした。ワタシが訪れたときは残念ながら雨で、星空を見ることはできませんでしたが、ホテルの方に伺うと、温泉街が雨でも、ヘブンスそのはらでは星が見えるケースもあるようなので、最後までどうなるかわからないドキドキ感はありました。
 
雨が降り出したので撤収しました↓↓
 
ヘブンスそのはら
 
翌日は雨も上がり、おそらく、その日ならキレイな星空が見えたのかもしれませんが、予定もあり、東京へ戻らなければいけなかったので、名残惜しんで、阿智村をあとにした記憶があります。ちなみにですが、マイカーをご利用の方は、阿智村の温泉街は非常に宿泊料金が高いので、飯田市内のビジネスホテルなどを利用し、夜になったらヘブンスそのはらへ行って、星空を楽しむという方法がいいかと思います。
 

深夜バスを利用する

大阪などへ行く場合、深夜バスに乗ることで、翌朝早くに大阪などに着けるというメリットもあります。都市間の移動はもちろんですが、上高地なども深夜バスを利用することにより、早朝に大正池に着くことができるというメリットもあります。上高地の場合、シーズンにもよりますが、釜トンネルが夜7時とか8時とかから翌朝の5時くらいまで閉まってしまうため、深夜バスを利用することにより、釜トンネルの前でバスはストップしてしまい、釜トンネルの開門と同時にバスが上高地に向かい、走り始めるため、かなり早い時間帯に大正池に着くことができます。新緑の季節ですと、まだ、薄暗く、ブルーアワーからマジックアワーまでの撮影ができたりするので、バスで眠れる方は、バスで少し休憩し、早朝の撮影に臨むこともできます。
 
大正池ブルーアワー
大正池ブルーアワー
 
霧の立ちこめる大正池
霧の立ちこめる大正池
 
大正池の枯れ木
大正池の枯れ木
 
キレイな池
キレイな池
 
また、早朝に大正池に着けるということは、河童橋の先の明神池まで歩く余裕もあるので、このあたりは、大変大きなメリットかと思います。
 
明神池への道すがら滝がありました↓↓
沢が作る滝
 
明神池の休憩所↓↓
明神池の休憩所
 
明神池から河童橋付近に戻り、日帰り温泉をやっている宿もありますので、そこで疲れをとるという時間的な余裕もあったりします。
 
穂高連山を望むホテル
穂高連山を望むホテル
 
河童橋と梓川
河童橋と梓川
 
ワタシは3時のバスで東京へ戻りましたが、帝国ホテルや五千尺ホテルなどに宿泊できる余裕のある方や、小梨平のキャンプ場でテント泊ができる方などは、満天の星空も堪能することができると思いますので、ハイキングを楽しむだけでなく、光害のない満天の星空をお楽しみいただけます。なお、上高地や乗鞍岳周辺はマイカー規制が行われており、上高地に入る場合は、沢渡(さわんど)というところで、クルマを駐車し、バスかタクシーで上高地を目指さないといけません。このあたりは、高速バスだから直接上高地に入ることができるというメリットでもありますので、ふだんマイカーをご利用の方も、深夜のさわやか信州号はいいと思います。ちなみにクラブツーリズムのツアーですと、添乗員さんがついて時間管理をしてくださるので、安心ではありますが、現地の滞在時間が3時間ほどと短く、大正池から河童橋までを歩くと、そこそこ時間がたっており、明神池まではおそらく行けないものと思われます。
 

さいごに

一度乗ってしまえば、目的地付近まで連れってもらえる高速バスですが、お休みの日など、高速道路が混んでいる日は、時間が読めず、ちょっと遠征には不向きだったりします。平日であれば、事故などがなければ、キホン、スムーズに現地まで割安に行くことができるので、とてもいい交通手段だと思います。カレンダーとのにらめっこになりますが、平日休みで、ちょっと遠出をと考える方には夜行バスを使った夜行日帰りでの遠征というのもわりとグッドなチョイスかと思います。お休みの日、高速道路が混雑するであろうときは、確実性を重視するのであれば、鉄道などを使われたほうがエラーも少なくいいと思いますので、このあたりは、うまく切り分けられると、オトクに遠征ができるようになると思います。中央道沿線は星空で町おこし的なイベントをやっている自治体が多くありますので、月の満ち欠けとお天気がクリアできれば、星空撮影を兼ねた遠征もできていいと思います。そのほか、東北地方も夜行バスが出ている地域となりますので、みなさまもぜひ、高速バスを利用して、撮影旅行に出かけてみてはいかがでしょうか?失敗もありますが、オトクに撮影や観光に行くことが可能ですので、移動手段の候補のひとつに入れてみてください。
 
 
 
 
 
 

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