都内のレーザービームスポット|赤坂見附歩道橋

赤坂見附歩道橋D850-01

赤坂見附歩道橋は国道246号線青山通りに架かる歩道橋で、その上に首都高速4号新宿線が走っています。歩道橋の目の前は衆参議院議長公邸ということで、日中の散策も楽しそうな場所です。

 

赤坂見附歩道橋へのアクセス

赤坂見附歩道橋へは永田町駅か赤坂見附駅から歩くとすぐです。とくに、永田町駅は青山通り面に出入り口があるので、こちらから出た場合、左手側に衆参議員議長公邸を見て、赤坂見附の交差点方面に歩くのがわかりやすいと思います。

青山通り

参議院議長公邸

赤坂見附駅を利用される場合、出る場所にもよりますが、外堀通りを渡らなければならず、ビックカメラ側から出た場合、エクセル東急ホテル側に歩道橋を渡らなければならないので、ちょっと起伏のある道を歩かなければなりません。ただ、外堀通り側に出ると、エクセル東急ホテル内にタリーズコーヒーがあったり、ビックカメラ内にサンマルクカフェがあったりするので、休憩をするには赤坂見附駅方面だと休憩する場所が見つけやすかったりします。赤坂見附の交差点は立体交差になっているので、赤坂見附歩道橋からの撮影時はその立体交差と、緩やかなRの信号のない道路をうまく入れて撮るといいかんじになります。

 

都内でも指折りのレーザービームスポット

そもそもレーザービームとは、クルマなどがライトをつけて走る際に作り出す光跡のことを指すのですが、ネットやウィキペディアなどで調べても、そういった説明はありません。

赤坂見附交差点

カメラの世界ではもしかするとそういうコトバがあるのかもしれませんが、ワタシがいいたいコトバが日本語として正しくないかもしれないので、この記事でコトバ自体を定義したいと思います。なお、この記事で定義したレーザービームはこの記事と本記事の関連記事でのみ有効で、そのほかの記事ではこの定義に当てはまらないものとします。

レーザービームとは
撮影時、クルマなどの動く光源が画角に入り、その光源がすぅーっと伸びて光跡を作り、クルマなど光源自体は消えて写真には写らない状態のことを指します。クルマなどを消す方法として、長時間露光があります。シャッタースピード1秒とかでも光跡を写すことができますが、光跡を長く伸ばそうとする場合、10秒とか15秒くらいのシャッタースピードはほしいところです。光跡だけが長く伸び、あたかもレーザー光線のように見えることから、レーザービームと呼ぶことにします。ちなみにシャッタースピードは長ければ長いほど、一本のキレイなレーザービームを写すことができますが、シャッタースピードが長いということは、カメラに入ってくる光の量も多くなるということで、白飛びの原因にもなりますので、NDフィルターを使うとか、そういった施策も必要になってくる場合があります。

都内でレーザービームを撮れる場所というのは、実はさほど多くなく、高速道路に架かる橋とかでも、植栽などにジャマをされて、高速道路を写せる場所に近づけなかったりして、グーグルマップなどを頼りに行ってみても、実は撮影ができるような場所ではなかったというのがけっこうあったりします。そんな中、この国道246号線、青山通りには今回撮影に出かけた赤坂見附歩道橋のほか、渋谷のセルリアンタワーのところに架かる歩道橋は首都高速3号渋谷線の上に架かっており、その脇を走る多摩川通り(=青山通り)を一緒に撮影することができるスポットがあったりして、レーザービーム撮影の聖地的な道路だったりします。セルリアンタワーの記事は別途書きたいと思いますが、そのほかにもインスタグラムなどを見て、気になっている場所があったりするので、行ってみて、撮れれば記事にしてみたいと思っています。

赤坂見附歩道橋D850-02

赤坂見附歩道橋D850-03

 

赤と白のレーザービーム

レーザービームの撮影をするとき、ワタシが気にするのはヘッドライト側で撮影するかテールランプ側で撮影するかということです。ヘッドライトは白い線を引き、テールランプは赤い線を引きます。

赤坂見附歩道橋D7200-02

ワタシ個人的にはテールランプの赤のほうが好きなのですが、先日ようやっと手に入れたケンコーの光害カットフィルター、スターリーナイトをつけて撮影すると、街路灯などの街明かりによる色カブリを軽減でき、黒が締まって見えるほか、ヘッドライトが少し青みがかって撮れるため、ちょっとカッコイイかんじがします。今回はスターリーナイトフィルターをつけたD850とレンズプロテクターのみをつけたD7200で撮れ方がどう違うのか?構図が違うので一概にはなんともいえないところですが、見比べてみることにします。

 

 

 

 

 

設定と撮影機材

夜景の撮影ですので、三脚が必要です。まず、設定。

  1. マニュアルモード、マニュアルフォーカス、手ブレ補正オフ
  2. ISO100、F13とか
  3. シャッタースピード15秒

シャッタースピードが15秒になるように、絞り値を適宜変更しました。すぅーっと伸びたレーザービームを撮るには15秒程度の露光が必要となります。シャッタースピードをもっと長くすれば、もっとすぅーっと伸びたレーザービームを撮ることができますが、シャッタースピードが長くなるということは、カメラに光を多く取り込むということになるため、白飛びの原因になったりします。対策としてNDフィルターを利用するというのもひとつのアイディアかと思います。ということで必要機材。

  1. 三脚
  2. レリーズ
  3. NDフィルター
  4. 光害カットフィルター
  5. 赤灯のつくヘッドライト

三脚は必須のアイテムですが、残りはあったほうが便利というレベルのもの。30秒より長いシャッタースピードを使うのであれば、NDフィルターとレリーズが必要になるでしょうし、色カブリ防止に光害カットフィルターを使うと、夜景がキレイに写ります。手元を明るくするために、赤灯のつくヘッドライトがあると便利ですね。赤灯を使うことにより、ほかの撮影者に迷惑がかかりません。三脚以外はさほど大きな機材ではありませんので、カバンの中に忍ばせておくことで、写真のレベルが一段上がります。

 

 

 
 

 

 

 

 

 
 

見た目を比較

D7200はDXフォーマット、つまりAPS-Cのカメラですが、ワタシ個人的には小回りがきいて非常に使い勝手がよく、とても好きなカメラです。後継モデルのD7500はボディが小さくなりましたが、そのぶん、メモリーカードスロットが1枚差しになったり、バッテリーグリップをつけることができなくなったりと、ちょっとスペックダウンしている感がありますので、JPEGとRAWを同時に記録するときには、SDカードスロットがふたつあったほうが圧倒的に使い勝手がよかったりしますので、次期バージョンに期待をしたいと思います。実際にスターリーナイトフィルターをつけたD850と色味を比較してみても、D7200がだいぶ健闘しているように見えます。

D850で撮影
赤坂見附歩道橋D850-01

D7200で撮影
赤坂見附歩道橋D7200-01

どちらがお好きですか?撮影位置とタイミングが一緒ではないので、一概に比較しにくいかと思いますが、ノーマル状態のD7200がかなり善戦しているように見えます。

レンズはD850のほうが、タムロンのSP 24-70mm F2.8 Di VC USD G2という大三元レンズなのに対し、D7200のほうがAF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRというキットのレンズです。比較のため、ホワイトバランスはともにオートで撮影しています。KenkoのスターリーナイトフィルターをつけたD850はやはり、空の色が引き締まって見えるのと、ヘッドライトの色が少し鮮やかに見えます。

 

 

気にしたポイント

上に高速道路が走っているので、ちょっと難しいのですが、少しあおり気味に撮影することを意識しました。空を多く写すことで、開放感を出したいのですが、やっぱり上を走る高速道路がちょっとジャマだったりしました。赤坂見附の交差点のところは立体交差になっているため、ここは少し俯瞰して撮るとそれはそれでよかったりするので、何カットかは交差点狙いで撮影しています。

赤坂見附歩道橋D7200-06

赤坂見附歩道橋D850-05

 

 

さいごに

キレイなレーザービームを撮影できるところというのは非常に希少なスポットです。マナーを守って撮影しましょう。今回の赤坂見附歩道橋は幅も狭く、通行者の数もわりと多いので、歩行者の方の迷惑になるようなことはやめましょう。

赤坂見附歩道橋

三脚は二本を歩道橋の欄干にかけ、一本だけ伸ばすと非常にコンパクトになりますので、ちょっと工夫して三脚をおいてみてください。うしろを歩行者の方が通れる得ように配慮をお願いします。ワタシが訪れたのは平日の夜でしたが、週末になるとおそらく撮影者も多くいらっしゃると思いますので、周囲への気配りを忘れずに、楽しく撮影してください。とてもキレイなレーザービームが撮れますよ。

 

 

 

 

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