【DXフォーマット】たんばらスキー場で撮る!星空撮影

魚眼レンズ

たんばらスキー場は群馬県沼田市玉原高原にあるスキー場です。クルマがあれば東京からもアクセスがしやすく、星空撮影をするにも非常にナイスなスポットとなります。

 

 

たんばらスキー場

たんばらスキー場はスキーのシーズンが長いことでも有名で、11月中旬くらいから翌年のゴールデンウィークくらいまで営業しています。正式名称はたんばらスキーパークといい、東急リゾートが運営を行っています。ファミリー向けのスキー場としても知られており、ほぼすべてのコースで初級者の方でも滑走することができ、林間コースをゆっくり滑るもよし、幅広のゲレンデで大きなターンを繰り返すのもよし、ちびっ子ゲレンデでそりを楽しむのもよしと、幅広いそうでスノースポーツをお楽しみいただけるスキー場です。

魚眼レンズ

 

 

たんばらスキー場へのアクセス

電車ですとちょっと行きにくく、上越新幹線の上毛高原駅から無料のシャトルが出ているのですが、一日一往復しかないため、そして、そのシャトルを使っても駅から1時間ほどかかるため、電車を使われるなら、スキーバスとかのほうがいいかもしれません。クルマどころか運転免許すら持っていないワタシは、だれかに誘ってもらって、クルマで連れて行ってもらうというパターンで、関越自動車道の沼田インターチェンジから山道を30分くらいあがっていくとつくので、東京から2時間くらいで行けるスキー場として、わりとカジュアルに行けるファミリー向けのスキー場ということになります。

 

ラベンダーパーク

スキーシーズンが終わると、スキー場はラベンダー畑に生まれ変わります。ラベンダーパークは上のゲレンデにあり、少し早めの斜面に作られるようです。ゴールデンウィークでスキーシーズンを終え、ラベンダーパークになるのが6月末くらい。インターバルは2ヶ月ほどでしょうか?ラベンダーパークは8月末くらいまでなので、スキー場がオープンする12月初旬くらいまではなんのイベントもない期間ですが、スキー場の造成にかかったりするので、実質10月アタマくらいからはスキー場の造成に入るのだと思います。

 

 

撮影可能な時期は1ヶ月ほど

上記でも述べましたが、スキー場が営業を終了し、ラベンダー畑がはじまる2ヶ月間とラベンダー畑が営業を終了し、スキー場がオープンする2ヶ月間くらいがなにもイベントが行われていないタイミングになりますが、実際は、スキー場の造成工事やラベンダーパークの造成工事に少し時間がかかりますので、実際になにもしていないのは、それぞれ、1ヶ月間くらいずつなのでしょうか?駐車場のところにクルマを止めて、撮影の準備をすることができましたが、ほかにも撮影をされている方がおり、その方は駐車場の中にクルマを止めていました。スキー場営業時には小屋の中にひとがおり、駐車料金を払って、駐車場内に入っていくのですが、スキー場もラベンダーパークもやっていないタイミングで、チェーンなどで進入を禁止するようなものもありませんでしたので、もしかすると入場しても大丈夫だったのかもしれません。たんばらスキー場はナイター営業をしていないスキー場なのですが、駐車場のところに大きな照明があり、ワタシが訪れたタイミングでは消灯しておらず、ちょっと撮影にはジャマかな?と思ったところですが、それでも、周囲は十分に暗く、赤灯のつくヘッドライトがないと、手元はほぼ見えませんでした。もしかすると、駐車場の照明は落ちないのかもしれませんが、とりあえず、撮影は可能というか、キレイな星空を見ることができました。

たんばら広角2

 

 

ニコンD5300で撮影

今回はニコンのエントリーモデルである、D5300を用いて撮影しました。一般的に星空の撮影では、センサーの大きなフルサイズのイメージセンサーを搭載した、ニコンでいうところのいわゆるFXフォーマットのカメラのほうが有利に撮影ができるといわれていますが、APS-Cセンサー、ニコンでいうところのDXフォーマットのカメラでも十分に撮影が可能です。今回とは別の機会に、オリンパスのPEN Lite E-PL7を用いて撮影したことがあるのですが、APS-Cセンサーより小さなマイクロフォーサーズ規格のイメージセンサーを搭載したカメラでも、わりと撮影できてしまいます。今回は、DX用のレンズとして、トキナーのAT-X116 PRO DXⅡという広角レンズと、ニコンのAF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G EDという魚眼レンズを用いて撮影に挑みました。いずれのレンズも解放Fが2.8と比較的明るく、星空の撮影には適したレンズということになります。なお、ニコンのAF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G EDはマニュアルフォーカス専用のレンズとなり、ピントは自力で合わせないと行けません。まあ、星空撮影の場合、キホン自力でピントを合わせる必要があるので、目盛りの部分を無限遠のマークに合わせると、比較的失敗もなく撮影ができるかと思います。ただし、念のため、一枚撮って、キチンと合焦しているかどうか、確認しないといけません。というのも、ピントリングが無限遠のマークを通り越して、さらに先に行ってしますので、回しきったところでいいやみたいなかんじで撮影すると、失敗の原因となりますので、一回撮影したら画面で再生し、拡大鏡を使って、星がキチンと丸く写っているか確認する必要があります。

 

設定

星空撮影の設定はカンタンです。

  1. マニュアルモード、マニュアルフォーカス、手ブレ補正オフ
  2. ISO3200、シャッタースピード30秒
  3. F値解放(イチバン小さな数値)

 

上述したとおり、星空を撮影する上でイチバン難しいのがピント合わせです。それ以外の設定については、いつもだいたいこんなかんじですので、星空のときはこの数値というのを覚えてしまうといいと思います。星が点ではなく伸びて写ってしまっている場合は、シャッタースピードを少し速めるといいと思いますし、少し白っぽく写ってしまうようであれば、ISO感度を1600とかに減感するといいと思います。F値は解放でいいと思いますが、ほかになにかシンボリックなものがあって、それと一緒に撮影する場合は、少し絞って撮影するのでもいいと思います。ただし、絞りの数値を動かすということは、カメラに取り込める光の量が減るということですので、ISO感度やシャッタースピードで補う必要が出てくる可能性もあります。また、ワタシはキホン、RAWとJPEGの2種類のファイルを同時に作るため、ホワイトバランスはオートのままで撮影していますが、蛍光灯とかを選ぶと青っぽくなり、ちょっとカッコよく写ります。

 

たんばら魚眼2

 

ご注意
ニコンの中級機以上といいますか、エントリーモデル以外といいますか、おそらくD3000番シリーズとD5000番シリーズ以外のデジタル一眼レフカメラにはフォーカスモードセレクターというレバーがレンズマウントのところについています。マニュアルフォーカスで撮影するときは「M」に、オートフォーカスで撮影するときは「AF」に切り替えて撮影するのですが、けっこうコレが忘れがちで、Mにしたままオートフォーカスで撮影しようとしたりすることがままあります。この作業を忘れると故障の原因になるそうなので、気をつけましょう。ワタシもしょっちゅうやっていることなので、フォーカスモードセレクターに関しては、気にして設定するようにしています。フォーカスモードセレクターをMにした場合、レンズ側のAFスイッチもマニュアルに切り替える必要があります。このとき、手ぶれ補正機構を有したレンズの場合、レンズの手ぶれ補正機構も一緒にオフにしましょう。手ぶれ補正機構をオンにしたままですと、手ぶれ補正機構が誤作動する可能性があるそうです。

フォーカスモードセレクター

 

 

星空撮影に必要な機材

  1. デジタル一眼レフカメラ
  2. F値の小さなレンズ
  3. 三脚
  4. レリーズ

レンズはキットレンズでも撮影することは可能ですが、できれば、広角でF値の小さくなるレンズがあると、さらに、いい写真が撮れます。また、レリーズはマストではありませんが、持っていると便利な道具ですので、買えれば買っておいたほうがいいですね。花火の撮影など、ほかの用途にも使えます。三脚は非常に大切なアイテムであり、かつ、選ぶのが非常に難しいアイテムでもあります。数千円から10万以上するものもあり、違いはなんなのか?どれを選べばいいのか?など、ナゾの多いアイテムです。三脚の話になると、それだけで一本の記事が作れてしまう内容なので、詳細は書きませんが、ポイントとして、三脚の素材、雲台の形状、そして、耐荷重という3つのキーワードがあり、中でも耐荷重はぜひ気にしていただきたいポイントとなります。スペックシート上、耐荷重とはkgで表され、実際なんキロまでのカメラを三脚に載せることができるのかという基準となります。カメラとレンズ(と、ホントは雲台も)の重量より耐荷重が小さいと、その三脚ではカメラを固定することができないということになります。ということで、耐荷重>カメラとレンズ(と、ホントは雲台)という状態でないといけません。大きなカメラや重たいレンズをお持ちの方は、それに見合った耐荷重の三脚を選ばないといけなくなります。やっかいなことに、この耐荷重、数値で表されているのに業界で決まった規格がないようで、テキトーといったら乱暴かもしれませんが、海外メーカー製のものはちょっとオーバー目に記載されていたり、国産メーカーのものはちょっと控えめに記載されていたりと、このあたりが三脚選びも難しくしている原因にもなっていますので、はじめて購入を検討される方は、家電量販店の三脚コーナーにいる方に一度相談してみるのもいいかもしれません。ビックリするくらいの金額のものを紹介される可能性もなくはないのですが、ここは沼にはまらないためにも、できるだけ、予算いっぱいいっぱいまでの三脚を選ばれるといいと思います。

 

 

寒さ対策について

夜景の撮影にもいえることですが、とくに星空撮影では、標高の高いところまで行くことも多く、気温差にやられてしまうことがままあります。標高が100m上がるごとに気温は0.6度下がるといわれています。たんばらスキー場は駐車場のあるところの標高が1,250mということで、夏場でも山の麓と比べると、10度近く気温が違います。下は熱帯夜であっても、山を上がったスキー場の駐車場では15度ほどしか気温がないこともありそうなので、防寒対策はしっかりとしないといけません。とくに、星空の撮影は時間もかかり、長時間寒い中、じっとしていないといけませんので、真冬の装いで行かないと、かなり厳しくなります。クルマでいらっしゃる方は、クルマの中や、テントなどを張って、中で待機というのもありなのでしょうが、風が吹いていたりすると、ストラップがレンズに引っかかったり、風にあおられてカメラが倒れてしまうこともありますので、このあたりは注意が必要です。また、いきなり低い気温のところに行くと、レンズが曇ってしまう場合もあります。しばらく放置すると鏡筒内と気温が符合して曇りも取れてくるのだと思いますが、場合によってはレンズヒーターなども用意するといいかもしれません。広角レンズや大口径のレンズはレンズ径が大きいため、レンズヒーターを購入する際には、長さも気にしないといけませんね。レンズ径×3.14以上の長さのものを用意しましょう。アマゾンなどで比較的安く購入することができますので、購入の際には長さだけは気をつけるといいと思います。ワタシの場合、折りたたみのイスに膝掛け、ポットにお湯とインスタントコーヒーで寒さをしのいでいます。でも、まあ、2時間いるとかなり厳しいですね。2時間=シャッター速度30秒でインターバルタイマー撮影で200枚くらいのイメージです。

レンズヒーター↓↓

折りたたみイス↓↓

膝掛け↓↓

ポット↓↓

 

 

夏場がイチバンよく見える

せっかく星を狙うなら天の川も一緒に撮れるといいですね。ワタシは一回もうまく撮れたことがありませんが、日本の場合、6月ころが天の川をはっきり撮影できるチャンスです。6月というと梅雨時で、ちょっと星空の撮影には不向きだったりしますが、めげずにチャレンジをつづけるといいことがあるかもしれません。天の川のイチバン色の濃いところは射手座のあたり。天の川が広く、紫色に見えるタイミングです。射手座は高い位置にはあがらないので、水平線近くの角度を狙うようになると思いますので、できれば、水平線上になにも障害物のないところが撮影には適したところになるのではないでしょうか?ちなみに、北半球より南半球のほうが天の川をはっきりと見ることができるのだそうで、南半球でしか見ることのできない、マゼラン大星雲なども、機会があれば撮影に出かけてみたいと思っています。

たんばら広角1

 

さいごに

クルマなら東京から2時間くらいで行ける星空の撮影スポットということで、たんばらスキー場はとてもいい撮影スポットといえるのではないでしょうか?たんばらスキー場に限らず、星空をキレイに撮影できるところというのは大変貴重なスポットですので、マナーを守り、撮影しましょう。民地や農地なのに入り込むのは絶対ダメです。また、ほかの撮影者のジャマになるような行為もしないように配慮をしなければなりません。ヘッドライトなども赤灯がつくやつか赤いセロファンで覆って、ほかの撮影者のジャマにならないように配慮をお忘れなく。寒さ対策ももちろんですが、野生動物が出てくる可能性もありますので、熊ベルなどを持って行くといいかもしれませんね。マナーを守り、楽しい星空ライフをお楽しみください。

 

 

 

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